ヨハン早稲田キリスト教会の47歳のある兄弟の証しをご紹介致します。
私は大学を出て2年間証券会社に勤務した後独立し、新規事業開発のコンサルタントとして事業経営や顧問先のコンサルティングを行っております。 私が教会に導かれたきっかけは、私の妻子が時々教会に遊びに来るようになり、私も昨年夏に誘われ、度々教会の礼拝に参加するようになったことです。私は子供の頃から家庭に縁が薄く、愛情を受けた実感が弱かったせいか、自分自身の拠り所の無さの反動としてなのか、昔から人を幸せにしたい、幸福な社会を築くための役割を何か果たしたいと、そのためには苦労しても構わないと思うようにしていました。しかしながら、それは心の中ではとても寂しいもので、常に自分の行動や人生によりどころが欲しい、確信を持ちたいという気持ちがつきまとい、またそのような気持ちの代償を求めるように学業や仕事に専心して参りました。そのような中で、なぜ自分はこんなに不運が訪れるのだろう、チャンスを掴み成功し切ることができないのだろう、これでは社会どころか友人や家族にすら役に立たないではないかと悲観することすらありました。
そのような中で教会の礼拝に参加した事が私の大きな転機になりました。「あなたは愛されるために生まれてきた」というメッセージには自然と涙が溢れ、過去にはそんなことを考えもしなかった自分がそこにはありました。さらに、年末年始の断食祈祷会の講義や信仰生活に関するワークショップを通して、キリスト教の各宗教の中での位置づけやクリスチャンの生活観を知る恵があり、私が求めていた価値観に一致するものがあったことで、信仰を自分のこととして踏み込む機会となりました。
今考えると全てが父なる神様のご計画だったのだと思います。断食祈祷会の終わり頃、洗礼クラスに参加することを勧められ、喜んで「はい」と答えました。洗礼準備クラスで学ぶにつれ、人間の力では何も生み出されない、天の恵みを得られる者でなくてはうまくいかないと悟る恵がありました。そしてこれからは天のお父様がついていてくださるということに心の落ち着きと喜びを感じるようになりました。
受洗し新しく生まれ変わった私は、主の御言葉に従順し、家族や友人に福音を伝え幸せにできるように、一歩一歩祈りながら前進して行きたいと思います。まだ、現実は厳しいままですが、これからの人生において、もっと父なる神様を実感し、たくさんの証が生まれるようになりたいと思います。これまで拠り所なく孤独であった私に、共に歩む多くの兄弟姉妹を与えてくださったうえ、永久に私と共に歩んでくださる主の恵みに感謝します。
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